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2010年10月01日

友達の値段

先々週のクリスティナ・オナシスのバイオグラフィーの続きなんですが――

わたしのような庶民がこれを読むと、ミリオネア、じゃなくてビリオネアの豪勢な暮らしぶりに、へーえ、ほーう、と、思わずうなってしまいます。

だもんで、へーほー、へーほー言いながら、400ページを読んだのですが、そのへーほー話をいくつかご紹介しましょう。

ヨーロッパのセレブが、パリのオートクチュールで服をあつらえるのは、まあ、普通のことなんですが。で、ついでに子供たちの服も、注文して作ってもらう。これも、まあ、よくあることです。

ところが、オナシス家ともなると、さらにその上をいっちゃうんだねえ。クリスティナが幼いころ、彼女のきせかえ人形の服を、クリスチャン・ディオールに作らせていた!

そして、結婚して妊娠すると、スイスの産科医に診てもらうために、レマン湖のほとりに豪邸を買って滞在。そこに、パリのディオール店から販売員を呼び寄せて、ベビー服の相談&注文。

娘が生まれると、毎年、ディオールの子供服に費やした費用が約500万円。

レマン湖の豪邸には、子供の誘拐を恐れて、防犯設備はもちろんのこと、リビングルームの中に、スイミングプールを作らせた!

クリスティナは何度か妊娠中絶したあと、4度目のティエリー・ルーセルとの結婚でやっと自分の子供を設けるのですが、このダンナがまた、絵に描いたようなゴールドディガー。

彼女がレマン湖に滞在中、ルーセルはせっせと浮気に励んだので、愛人のギャビィ(スエーデンの美人モデル)も妊娠しちゃった。

もともとルーセルとギャビィは恋人同士で、彼はギャビィに、結婚しても二人の関係は変わらないと約束した上で、金目当てでクリスティナと結婚したのです。

もちろん、クリステイナはそんなこととは露知らず。パリに住まわせていたギャビィのお腹が大きくなると、ゴシップの種になるのを避けて、ルーセルは彼女をスエーデンに移します。

でも、心配ご無用。彼はクリスティナの自家用ジェット機を使って、スエーデン、スイス、そして仕事はパリと、ああ、忙しい。

とはいえ、こんなことしていると当然、結婚は破綻します。
そうなると、クリスティナはどうしたと思います?

淋しさをまぎらわすために、元彼に来てもらうのです、お金を払って。一緒に食事をしたり、その後リビングでテレビを見るために支払った給料が、毎月約600万円……。

友情をお金で買う、ってか。
ハア〜、お金がありすぎるって、なんだか、悲しいことかもネ。


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2010年09月17日

ミリオネアのスキー

ずいぶん前に見た、あれは007の映画だったと思うんですが、自家用ヘリコプターに乗ってスキーをしに行く場面があったんです。

オフピステ(ゲレンデではない、整地されていないフィールド)で、真っ白なヴァージンスノウにシュプールを描いて、雄大なアルプスのダウンヒル。その美しい映像が、とても印象的でした。

これはヘリスキー(heliskiing)といって、ヘリコプターとスキーをくっつけた造語ですが、それを知らなかった当時のわたしは、あれを見たとき、フィクションの世界の話だと思いました。

ところが、クリスティナ・オナシスのバイオグラフィーを読んで、ビックリ&ナットク。そっかぁ、あれはフィクションじゃなくて、ヨーロッパのミリオネアたちが、普通にやっていることなんだぁ……。

ま、考えてみりゃそうだわネ。オナシスのお嬢様ともあろう者が、スキー板かついで、庶民でごった返すゲレンデに行く?

そうじゃなくって、スイスのサンモリッツにあるオナシス家のスキー用別荘には、ヘリポートがあって、自家用ヘリコプターがあるわけです。もちろん、お抱えの操縦士を雇っています。

だから、別荘の庭からオフピステまでヘリで飛んで、他のスキー客に邪魔されないプライベートなスキーを楽しんで、またヘリで帰宅する。

こういうスキーを、今から50年くらい前から、やっていたんだねえ。
すっげ〜!

プライベートじゃないけど、日本でも、バブル期にはヘリスキーのツアーが盛んだったようです。でも、日本は山が多いわりには、ヘリスキーに適したスポットが少なくて、人気はイマイチ?


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2010年09月10日

幸福はお金で買えない?

幸福は、やっぱりお金では買えない?
米プリンストン大学の教授らの調査によると、「感情的幸福の度合いは、年収7万5000ドル(約630万円)前後で頭打ち」

「高収入で満足は得られても、幸せになるとは限らない」との結論が出た、というニュースが、先日、載っていました。

お金があれば快適な暮らしができるので、暮らしに対する満足度は収入が増えるにつれて上昇するけど、幸福感の度合いが上昇するのは、年収630万円ぐらいまで、だそうです。

で、このニュースで思い出したんですが、ずいぶん前に、図書館である本を探していたら、たまたま視野に飛び込んできたタイトルが、これ。

All the Pain Money Can Buy : The Life of Christina Onassis

「幸福は金では買えない」という言い方が普通だけど、「金で買えるこれだけの苦痛」という逆説的表現に、グイと引き込まれ、読んでみました、400ページもあったけど。

クリスティナ・オナシス、あのギリシャの大富豪、アリストテレス・オナシスの娘クリスティナのバイオグラフィーです。

これがまあ、絵に描いたような不幸の連続。父親に愛人(オペラ歌手のマリア・カラス)がいたことなどで、両親は離婚。クリスティナが18歳のとき、父はケネディ大統領の未亡人ジャクリーヌ・ケネディと結婚。

ゴールドディガー(金目当ての人)としか思えないこの継母との確執が続くなか、クリスティナ22歳のとき、たった一人の兄(24歳)が自家用飛行機の事故で死亡。

それから間もなく母親が自殺。25歳のとき、父親が病死して、家族全員を失う。

彼女は4回結婚し、すべてが離婚に終わっている。最後の結婚で初めて自分の子供を授かったが、夫には愛人がいて、子供を二人生ませていた。

38歳の誕生日を迎えるひと月前に、クリスティナはブエノスアイレスで突然死。痩身薬や睡眠薬の乱用が原因だと言われている。

王侯貴族以上に贅沢な暮らし、そんな彼女の生き様を読んでいて、うらやましいと思うことが何一つなかったんだよねえ……。

むしろ、お気の毒。彼女が愛しくて、なんだか庇ってあげたい気持ちになったのを覚えています。

ミリオネアであることの最大の悲劇は、近寄ってくる異性の多くが、ゴールドディガーだということかもしれません。金目当てか、本物の愛か、なかなか見分けがつかない。

その点、わが家の場合は、お互いにゴールドディガーはありえないから、貧乏人の気楽さですわ、ははは。

ただネ、ヨーロッパのとんでもない大金持ちの暮らしって、ほう〜、へえ〜、と庶民にとってはサプライズで、結構面白いんですよ。
それについて、次回お話しましょう。お楽しみに。


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2010年09月04日

飲めない飲み物 (2)

日本の今夏は、1898年以来の歴史的酷暑だったそうですが、9月に入って、暑さは、少しは和らいだでしょうか?

さて、先週ご紹介した「イギリス人の飲めない日本の飲み物」ですが、きのう、カンタベリーで、アジアの食品を売るお店に入ったら、棚に、白地に青い水玉模様のペットボトルが!

あら〜ん、懐かしい〜! こんなの出てるんだ〜!
と、近寄ったら、レベルは「CALPICO」となってました。
やっぱりね〜。カルピスじゃダメなんだね〜。

名前だけで英語国民に拒絶反応なんて、カルピスさんにはお気の毒ですが、名前ではなく、正真正銘、味でダメなのものもあります。

それは、日本の抹茶。うちの父ちゃんも、緑茶は飲めるけど、抹茶はダメです。

短期留学でホームステイしていた女性が、日本から茶道具を持参して、「日本文化を紹介いたします」と張り切って、お手前を披露したんだけれど……。

ホストファミリーにとっては、まさに拷問で、死ぬ思いで飲み込んだそうですが、もう、二度とあんなものはゴメンだと言ってました。もちろん、当の日本女性はそんなことは、つゆ知らず……。

あれは、苦いからね。じゃあ、甘けりゃいいんじゃない?
いやいや、そーゆー問題じゃないみたいです。

ほら、抹茶に甘味を加えたドリンクあるでしょう、あれもダメで、日本に1年間滞在したイギリス女性も、あれは勘弁してくれぇ〜と、嘆いていました。

もちろん、抹茶オッケイよ、という奇特なイギリス人も、中にはいるかもしれませんけどネ。

抹茶といえば、ううう〜、かき氷の宇治金時が食べたいよ〜ぉ!
わたしゃもう、かれこれ20年くらい、食べてない、うわ〜ん!(号泣)


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2010年08月27日

飲めない飲み物 (1)

日本はまだまだ厳しい残暑が続いているようですが、熱中症にはくれぐれも気をつけてくださいね、ホントに。予防のために、こまめな水分補給を忘れずに。

そう、水分補給で思い出したんですが──
先日、友人が日本の番組を録画して送ってくれたDVDを見ていたんです。そしたら、うちの父ちゃんが、「うぎゃ〜ッ!」と思わず声を上げました。

何かと思いきや、ポカリスエットのコマーシャルじゃありませんか。
ははは、そうでンねん。ダメダメ、英語国民にポカリスエットはアキマヘン。

彼の「うぎゃ〜ッ!」を関西ダイアレクトに訳すと、「ようそんなもん飲むわ。信じられへ〜ん!」となります。

イギリス人が、ポカリスエットというドリンクを見て抱くイメージは、「ポカリという得体の知れん動物の汗をボトルに詰めたもの」。だから、スポーツドリンクとはとても思えない。

「なんであんなネーミングなんだ」と、彼は一人でブチブチ言いながら、再び画面を見ていました。しばらくしたら、またまた「うぎゃ〜ッ!」

今度は、カルピスのコマーシャル。「カルピス」がヤバイというのはご存知の方も多いと思いますが、イギリス人には、「カルピス」は「カウピス(cow piss)」と聞こえてしまうのです。

カウピス(cow piss) は、「牛のおしっこ」だから、そんなものを飲むなんて、うぎゃあああ〜ッ!!!

ちなみに、ロンドンの日本レストランでは、ドリンクのメニューに、カルピスではなく、「カルピコ」と名前を変えて、載っていました。


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