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2009年12月16日

作務衣

12月も早や半ば。
うわあ、来週はもう、クリスマスやん! あせあせ……。

でも、うちは家族も少ないので、まだまだ楽なほうです。友達なんか、親戚縁者へのクリスマスプレゼント、33個買わなきゃいけない、って言ってますから。

先日、隣町に住む日本人女性のNちゃんから、「伯父さんへのプレゼントに、日本の作務衣を作りたいんだけど……」という電話がかかってきました。

ほほほ、こういうこともあろうかと、妙子姉さんは、「簡単和裁」な〜んて本を日本から持って来ていたのでございますよ。

これには、ミシンで仕立てるウールの和服、ゆかた、作務衣、ハッピ、ちゃんちゃんこなどの作り方が載っていて、10年以上、本棚の隅でホコリをかぶっていたけど、やっと日の目をみるときが来たぜぃ!

西洋人の作務衣って、なかなか良いもんでございますよ。ほら、リチャード・ギアなんか、めちゃめちゃ似合いそうでしょう? 

わが町にも、空手道場があるので、時々、青い目の金髪ボーイが空手衣を着ているのを見かけますが、そんなに違和感ないです。むしろ、カッチョいい。

Nちゃんが紺の綿布を買ってきて、わたしが手伝いながら、作務衣作りが始まりました。

「ここにしつけをかけて。あ〜、でも、しつけ糸がないか……」
と、わたしが日本のしつけ糸を思い出しながら言うと、Nちゃんは、

「しつけ糸なんか、いらないよ」
「なんで?」
「だって、ミシン糸がブチブチ切れるんだもん。ミシン糸がしつけ糸だよ」

ぶわ〜っはっは! 思わず噴き出しちゃった。
たしかに! 言えてる! イギリスのミシン糸って、縫ってる最中に突然切れたりするんだよねえ。

「ミシン糸がしつけ糸」
ミシン糸の品質を表す名言であります。
あーあ、日本の強くて美しいミシン糸が、なつかしい、うらやましい……。


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2008年12月25日

クリスマスプレゼント

きょうは、クリスマスです。ランジャがディナーに来るんだけど、クリスマスは、何もかも休みになるので、バスも電車も止まってしまうのです。

だもんで、父ちゃんがカンタベリーまで、車で迎えに行きます。わたしはその間、ご馳走づくりです。

今月は、父ちゃんがあまりに忙しくて、プレゼントを買う暇もなかったので、わたしたちは、プレゼントの交換はやめました。

そのかわり、うふふ、とーってもナイスなクリスマスプレズントが、ドカンと天から降ってきたのです。

先週、親戚のロザリンドおばさんのクリスマスパーティに呼ばれて、行ってきました。そのときに、おばさんから、自分のイタリアの家を使っていいよ、というオファーが!

おばさんは、お金持ちなので、イタリアやスペインに、セカンドハウスを持っているのです。その一軒が、ローマの近くにあって、来年、それを売るので、その前に、あんたたち使いなさい、って。

そのオファーを呼び寄せたのが、どうも、わたしが書いた礼状だったらしいのです。9月に、おばさんが世話してくれた、バルセロナのフラットを借りて、1週間、滞在しました。

そのときのお礼状を、書こう書こうと思いつつ、なかなか書けなくて、ええーい、手紙じゃなくてカードにしよう、そのほうが手っ取り早い!

と、バルセロナで撮った写真を使ってカードを作ったのですが、やっぱり、サンキューだけのカードじゃなくて、自分の気持ちを伝えるために、バルセロナの滞在記のようなものを、添えたいと思ったのです。

で、遅くなってしまったけど、わたしが手紙を書いて、父ちゃんがカードを書いて、一緒に送りました。

そしたら、その手紙を、おばさんは、ことのほか喜んでくれたらしい!それで、オファーが来たのです。

思いがけず、1通の手紙で、来春のイタリア宿泊費無料ツアーが大当たり!

ん? 待てよ、……ということはやネ、来春、イタリアに行って、また、その滞在記を書いて送れば、柳の下に2匹目のどじょうが……?!
ね、ねらっちゃおうかしらん?



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2008年12月24日

クリスマスイブ

ああ、忙しい!
買い物の時間を節約しようと、ゆうべ、10時過ぎにスーパーに行ったんです。この時刻なら、すいているだろうと思って。

ところが、どっこい、10ぐらい並んでいるレジ台の前には長蛇の列!クリスマスにはお店が閉まるので、買い物客でいっぱいなんです。

うちは、今年も、わたしたちが、メンターとしてサポートしている、クルダスタンからの難民のランジャを、クリスマスディナーに招待したんですが、彼の叔父さんと過ごすことになったというのです。

だったら、わたしたちふたりきりのクリスマスなので、まあ、適当に、オーブンでお肉焼いて、野菜つけて、デザートにクリスマス・プディングがあればいいや、なっ、簡単に、それで行こう。

と、思っていたら、ゆうべになって、急遽、予定変更。ランジャの叔父さんがキャンセルしてきたので、そちらに行ってもいいかと電話がかかってきました。

ランジャがディナー(食べるのはお昼です)に来るのなら、横着こいてばかりもいられません。大学生の彼は、うちの息子みたいなもんだし。

ちゃんと前菜から作らなきゃ。それに、せっかく来るんだから午後のお茶、ついでに、夕食も食べさせたいし。

ええーっと、あのローストギャモン(豚肉)のレシピ、どこだったっけ。これから、父ちゃんに買い物に行ってもらって、その間に、ギャモンのソースだけでも作っておこう。そしたら、明日、助かるからね。

というわけで、あたふた、あたふたしている、クリスマスイブです。


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2008年12月19日

クリスマスパーティ Part 2

先日、「こちらのクリスマスパーティは、忘年会だと思ってください」と書いたら、「いやいや、そちらのは格式があるように思うけど?」というメッセージが届きました。

そういえば……と思い返してみると、こちらの忘年会は、誰も酔っ払わないし、だから無礼講もないし、かくし芸もないし、カラオケもないなあ。

もちろん、パーティによっていろいろでしょうけど、余興といえば、クリスマスキャロルの演奏とか、合唱とか、簡単なゲームとか。

あ、そうそう、たいてい、ラフル(富くじ)があります。これは、ポチ袋みたいな小さな封筒が出席者全員に配られて、それに慈善団体への寄付金を、まあ、1ポンドくらいですけど、自分の名前を書いて入れてもらいます。

で、それを集めて、くじ引きして、当たった人は賞品がもらえる。という、チャリティなんですが。そういえば、日本の忘年会で、チャリティはしないよね。

先日、由緒ある有名パグリックスクール、キングス・スクールのお話をしましたが、あのあと、別のパーティのラフルで、うちのワンコおやじは、ワインが当たったんです。

そのワインの銘柄が、なんと、なんと、The King’s School!
ラベルに、キングス・スクールの文字と校章が!

ええーっ、どういうことぉ〜?
パブリックスクールが、独自銘柄のワインを造るってえ?

校庭の片隅で植えたブドウを、生徒たちが育てて、それを収穫して、自分たちの手で醸造する。

となれば、ははあ、高校の農業科課程だな、うん、みんなで頑張ろう!てなもんですが、じつは、そんなんとちゃいますねんわ。

これは、本格的なフランスのボルドーなんです。ボルドーのワイン農家と契約して、毎年、造ってもらうのだそうな。

だから、おそらく、名門パブリックスクールのイートンやハロウにも、校章入りのスクールワインが、あると思いますよ。

もしかしたら、ブルゴーニュのコート・ドールあたりのワインかもしれません。まーったく、イギリスのパブリックスクールって、どこまでポッシュやねん!


(注) 「パブリック」という言葉から、パブリックスクールを、公立校と誤解されることがありますが、これは私立校のことです、念のため。



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2008年12月17日

クリスマスパーティ

わーっ、12月も半分が過ぎちゃった! あたふた、あたふた。
日本は忘年会シーズンでしょうけど、こちらはクリスマスパーティシーズンです。

こちらのクリスマスパーティは、忘年会とおなじだと思ってください。職場やサークルなどで、食事会をします。でも、クリスマスの日は、日本の元旦のように、家族でお祝いします。

うちのワンコおやじは、退職してから、あっちゃこっちのサークルに顔を出しているので、クリスマスパーティが目白押し。

先週の土曜日は、ナショナルトラストのカンタベリー支部のクリスマスディナーに行ってきました。

その会場が、カンタベリーのキングス・スクールという、有名私立校のダイニングルームでした。

と、聞くと、あなたのお顔に、ハテナマークがじわ〜んと広がっていくでしょうけど、そう、イギリスでは、由緒ある寄宿学校が、一般向けの宴会サービスをやってるんです。

この学校、西暦597年に、聖オーガスティンによって創立されたという、とんでもなく古い学校で、おそらく、現役の学校としては、世界最古のひとつでありましょう。

校舎は、カンタベリー大聖堂のすぐ裏にあります。サマセット・モームが就学した学校としても知られていますが、ここの制服が、スゴイの。

男子学生は、パッと見、モーニング姿ですよ。白いワイシャツは、襟先が三角に折れ曲がってるやつ。黒いネクタイ、黒い上着、ズボンは、モーニングのようなシマシマ。

おそらく最初は男子校だったと思うのですが、今は共学で、女の子は、ズボンがシマシマのスカートに代わります。

で、学校が休みの間、学生寮の厨房とダイニングルームを遊ばせておくのはもったいない、ってんで、宴会サービスで一儲け(私立校なので、すでに冬休みに入っています)。

あ、でもでも、日本の学校を想像しないでくださいね。建物は、石造りの古いゴシック建築で、バーが設けられている、ダイニングの隣の部屋には、カーペット、暖炉、シャンデリア、ルイ14世様式の椅子……。

そうそう、映画「ハリー・ポッター」が撮影されたのが、グロスターにあるキングス・スクールで、1541年にヘンリー8世によって設立された学校です。あのような校舎を想像していただければ、よろしいかと。

で、料理はというと、ホテルのレストラン並みの、洗練されたヌーベルキュイジーヌで、おいしゅうございました。

前菜が、わたしは野菜のコンソメスープ、ワンコおやじは、鴨のパテ。メインは、わたしが鮭で、おやじは七面鳥。

デザートは、わたしはチョコレートソースつきのフルーツサラダで、彼は、クリスマス・プディング。そのプディングに、アイスクリームがついていたので、キヒヒヒと喜んでました。子供みたいな奴っちゃ。


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