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2011年02月04日

今ごろ卒業式?

先週の金曜日、うちの長男の大学の卒業式がありまして。
あ、長男といっても、実の息子ではなくて、わたしたち夫婦が面倒みているクルド人のランジャのことです。

まあ、いったいイギリスの学校制度は、どうなっとるのか、ホンマ、ようわかりまへん! 彼が大学を終了したのは、去年の6月です。それが、今頃になって卒業式って、どーゆうこと? 

学生の人数が多いので、卒業式も何回かに分けて行われたらしいのですが、それにしても、せめて卒業した年内にやれば、どうよ?

さらにビックリなことに、カンタベリー大聖堂で行われた卒業式に参列するのに、父兄は入場券を買わされたのだ!

事前に、一人£20(約2600円)のチケットを購入して、式場に入るのです。この代金は、ランジャが、私たちを招待したいからと言って払ってくれたのですが、お金を渡しても頑として受け取ら
ないので……。
カンタベリー大聖堂前の卒業生.jpg

上の写真は、大聖堂の前、左官屋の道具みたいな帽子と、ガウンをつけた卒業生です。このガウンの色で、学士か修士か、わかるようになっていて、これは学士です。

先週は寒さのせいで、わたしは体調が悪くて、父ちゃんは「卒業式は僕ひとりで行くから、無理すんなよ」と言ってくれたのですが、スエーデンで亡命生活をしている彼の両親のことを思うとねえ、やっぱり、母親の代わりに行ってやりたいのよね、無理してでも。

だもんで、スーツの下に、しっかりババシャツ着込んで、それにカイロを三つも貼り付けて、行きましたよ、気温1度の冷え込みの中を。

ああ、それにしても、日本のカイロのなんと素晴らしいこと!
こんなの、イギリスにはないので、日本から家族や友人が送ってくれたのを、大事に大事に使っています。

わたしたちには子供がいないので、子供を育てる苦労には無縁なのですが、ランジャとのご縁があったおかげで、子を持つ親の気持ちに、わずかながらも、気づかせてもらっています。

式場で、わたしの隣に座っていたのは、キャメルのコートに黒いスティレット(ヒールが細く尖ったハイヒール)の、アパーミドルクラスな感じの金髪の奥様。

自分の息子が名前を呼ばれて、卒業証書を受け取ったとき、ポケットからそっとティッシュを取り出して、目頭を押さえていました。

うん、わかる、わかる。よくぞここまで育ってくれたよネ。うるうる。
けど、アンタ、そのティッシュ、さっき、盛大に鼻をかんだヤツじゃん!
と、横目で見ながら、一応、無言でツッコミを入れておきました。


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