スポンサードリンク

2010年11月20日

ウィリアム王子が贈った婚約指輪

今週の火曜日、9日の朝に、ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの婚約発表があって、もう、イギリスのメディアはだんじり祭りでした。

その日はすぐに、「ウィリアム&ケイト」の特別番組が、あちこちのテレビ局で放映されたし、次の日の新聞の第一面には「結婚式は7月8日か?!」なんて大きな活字が。

なにしろ、チャールズ皇太子と故ダイアナ妃以来、30年ぶりの大きな結婚式です。そして、英国王室史上初の恋愛結婚は、異例づくめです。

お相手のケイトさんは、セントアンドリュース大学の同級生で、英国王室初めての、ミドルクラス出身の王妃となります。2001年に大学で出会った二人は、2007年に破局したものの、3ヵ月後に復縁、という過程を経て、ようやく結婚にこぎつけました。

すでにニュースでご存知かと思いますが、ウィリアム王子がケイトさんにプロポーズしたときに贈った婚約指輪は、母の形見で、故ダイアナ妃が婚約発表のときにはめた指輪です。

これがまあ、やけに石の大きさが目立つ見事なサファイヤ。12カラットのデッカイ楕円のサファイヤの回りを、小さな14個のダイヤモンドが飾っている。

1981年にウィンザー城で、宝飾店が持ってきた婚約指輪を選ぶように言われたダイアナさんは、「もともとサファイヤが好きだし、気に入ったから」という理由で、それを選んだようです。

これについて、「一番大きい石を選んだ」と陰口をたたく人もいたようですが、ロイヤル・ジュエリーの専門家は、ちょっと違う見方もしているようです。

婚約当時、ダイアナさんは、チャールズ皇太子にカミラさんという愛人がいることに、気づいた。だから、婚約解消すべきではないかと、非常に悩んでいた。彼女は、ストレスがあると、指の爪を噛むクセがあるので、爪はボロボロ。

でも、もう婚約解消できないところまできてしまった。指輪をはめたこの手を、この指を、報道陣の前にさらすことになる。ならば、せめて、人々の目が指輪に釘付けになって、爪の方に行かないよう
に……。 

そんな配慮が働いて、目立つ大粒の指輪をチョイスしたのではないでしょうか。

愛のない結婚を強いられたダイアナさんに比べて、普通の恋人として王子と半同棲状態のケイトさんは幸せです。

21世紀になって、英王室もやっと、新しい風が吹き始めたようです。故ダイアナ妃のような悲劇が、どうか、二度と繰り返されませんように。


★ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると、とってもうれしいです。
 ↓ ↓ ↓
海外生活ブログ


【イギリス生活よもやま話】のトップへ
 

2010年11月13日

墓なんかいらない?

先週、お葬式の話をしたら、オーストラリア在住の読者さんから、メールが届きました。先日、親戚のお葬式に参列したそうですが、お葬式の前日にビューイング(viewing)があったそうです。

へええ〜、そうなんだァ! 同じ英語圏でも、まさに、「所変われば」だなァ。これまでに何度もイギリスのお葬式に行ったけど、ビューイングって、わたしは一度も聞いたことないです。

ビューイングは、読んで字のごとく、「見る」ことだから、納棺されている故人の顔を見る、つまり、最期のお別れです。お葬式の前日だから、日本のお通夜みたいなもんでしょうかね。

でも、このほうが日本の習慣に近くて、わたしにはしっくり来る。
おばあちゃんに会って、最後のお別れがしたかったなあ……。

さて、イギリスでは近年、火葬が多くなっているものの、まだまだ土葬もあります。でも、火葬といっても、お骨を拾うことはしないんですよ。

だって、ぜ〜んぶ、灰になるまで焼き尽くすんだもん。
日本では骨を残すけど、あれって、骨を残すために、ちゃーんと焼き具合を見て、途中で窯から取り出すんですってね。

ところが、イギリスではそんなデリケートなことしないから、残るのは灰だけ。で、その灰をどうするのかというと、容器に入れて火葬場にある納骨堂に納めるとか、庭や海などにまくとか、です。

わたしがこれまでに行ったイギリスの火葬場は3ヶ所ですが、いずれも広い公園の中にあって、灰をまくための美しい芝生の庭や花壇が整備されていました。

だから、灰をまいて、ハイ、おしまい!
亡くなったら、ホントに、スパッとおしまいなんです。

日本のように、お葬式の後、初七日、四十九日といった法要もないし、香典がないから、香典返しもいらない。もちろん一周忌、三回忌なんてのもない。

ちなみに、わがフリート家には、なんとなんと、墓がないのです!
夫の両親はすでに他界して久しいのですが、灰は火葬場の納骨堂にあるそうな。

「なぜ墓を作らないの?」と父ちゃんに聞いたら、逆に、
「なぜ灰のために墓を作る必要があるの?」
と聞かれて、口あんぐり……。
いやはや、宗教の違いというか、死生観の違いというか……。

ま、こちらは冠婚葬祭がすんごく簡略なので、日本のようにお金がかからないし、そういう意味では暮らしやすいです。

喪服もいらないし。だって、喪主からして、黒い服じゃないし。先日のお葬式で、黒づくめだったのは、インド人の女性とわたしだけ。

外国人だけが真っ黒で、イギリス人の男性はダークスーツ、女性はグレーや紺やパープル、中にはピンクのスーツのおばちゃんもいましたぞ。


★ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると、とってもうれしいです。
 ↓ ↓ ↓
海外生活ブログ


【イギリス生活よもやま話】のトップへ
 

2010年11月05日

お葬式は2週間後に

アッという間に、もう11月。
あとひと月で今年もお終いなんて、いくらなんでも早すぎるううう!

ところで先週、親戚のおばあちゃんのお葬式に、リバプールの近くまで行ってきました。夫の母のいとこ、という関係なんですが、親しくさせてもらっていて、わたしの大好きなおばあちゃんでした。

100歳で、就寝中に亡くなるという、大往生なので、お迎えの時期が来たということなのでしょう。もう会えないのが悲しいけれど……。

イギリスで、これまでに何度か、親戚や知人のお葬式に参列して、いつも不思議に思っていたのは、亡くなってかなりの日数が経ってから、お葬式が行われるということです。

今回の場合は、亡くなってから14日目がお葬式だったのですが、真夏でも平気で、3週間後に、なんてこともあります。

なぜこんなに時間を置くのかというと、まあ、わたしの単純な頭で考えるに、生きている人の都合を優先するから、ではないでしょうか。

それにくらべると、日本の場合は、亡くなった人優先。身内や親戚のお葬式は、緊急事態で、何は置いてもあたふたと駆けつける、みたいなところがあります。

でもイギリスでは、参列者が、お葬式を予定として組み込める時間的余裕が与えられる。だから、関係者の都合を考えて、という感じがします。

そこで、問題がひとつ。
その長い間、どうやって遺体を保存するのか。

遺体は葬儀屋で預かってくれると聞いていたので、単純なわたしは、葬儀屋に遺体専用のでーっかい冷凍庫があって、冷凍保存するのかなあと思っていました。

ところが、ネットで調べてみたら、そうじゃない。
「エンバーミング」という、死体防腐処理がほどこされるんだねえ。

死体のへそを切開して、そこから血液などの体液やガスを抜き取り、そのあと、ホルムアルデヒドなどを成分とする防腐剤を注入する。

防腐剤というのは、いわゆる殺菌剤なので、微生物の活性を止めることによって、人体の組織の腐敗を防ぐ、というわけです。

また、ドライアイスを使って冷凍保存という方法もあるそうで、これらの方法を使えば、かなりの期間、保存は可能のようです。


★ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると、とってもうれしいです。
 ↓ ↓ ↓
海外生活ブログ


【イギリス生活よもやま話】のトップへ
 
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。