スポンサードリンク

2009年09月25日

ドゥブロヴニクへ

日本のシルバーウィーク、いかがお過ごしでしたか?
京都の友達から、「わが家では、特に何もなくていつもと変わらず」というメールが届きました。

でも、小林正観さん風に言えば、それは「平和で無事だった」ということですから、えかった、えかった。

さてさて、うちでは、これからシルバーウィークでして、え〜と、きょうの午後から、ちょっくらドゥブロブニクに行ってきます。(あたふた、あたふた)

なので、まことに勝手ではありますが、来週はメルマガをお休みさせていただきます。

ドゥブロブニクって何それ、そんなもん食べたことない。
って言うぐらい、わたしゃ、まったく知らなかったんですけど、クロアチアという国らしいです。

そのアドリア海岸にある古都で、世界遺産に登録されているそうで。父ちゃんが前から、行きたい行きたいといっていて、勝手に決めて勝手に手配したので、くっついて行ってきます。

なんでも、宮崎アニメの「紅の豚」の町並みのモデルのひとつになったとか、「魔女の宅急便」のモデルとなったとか、そういう町らしいです。

クロアチア、日本からだと遠い国ですが、ロンドンからは3時間弱のフライトなので、スペインに行くのと、そう変わらないです。

ちなみに、わたしたちの旅は、夫婦二人でスーツケース1個! それも、普通のスーツケースより小さめサイズ! 旅慣れるにつれて、うひょ〜!ここまでコンパクトに〜。

ただねえ、旅行着は、洗濯して乾きやすいものとかになるので、いつもおなじ服。どの旅行でも同じものを着ているので、人に写真を見せるときは、ちょっと恥ずかしいです。とほほ。

それでは、行ってきま〜す!
「アドリア海の真珠」といわれる美しい町のお土産話、楽しみにしていてくださいね。


★ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると、うれしいです。
 ↓ ↓ ↓
海外生活ブログ


【イギリス生活よもやま話】のトップへ
| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月24日

電磁波

じつは、見ちゃったのであります。
ちょっと背筋の寒くなる映像を。

レイキの先生からのニューズレターで、「ちょっとこれ見てごらん」と送られてきた動画です。
↓ ↓ ↓   
http://www.dailymotion.com/relevance/search/portable/video/x5odhh_pop-corn-telephone-portable-microon_%20%20news

携帯電話の危険性というか、人の脳などに与える影響はどうなのか、ということは、ずいぶん前からイギリスのマスコミでも取り沙汰されていました。

この動画では、4つの携帯電話を置いて、その真ん中にトウモロコシの粒をいくつか置いて、携帯を鳴らすと、それがどうなるか、という実験をしています。

携帯が鳴り出すと、パーン! パーン!
一瞬でポップコーンができちゃった! ひええ〜!
驚きの結果です。

こ、これって、つまり、携帯の電磁波って、電子レンジのようなもの?携帯を使うってことは、頭を電子レンジに突っ込むようなもの?

「こんなの見たら、もう、携帯使えないじゃないですか」
と言うと、先生のアランは、
「あの動画は、もしかしたらフェイクかも知れないよ。でも、警告にはなるよね」
と、怪しげなコメント。

まあ、わたしは携帯はあんまり使わないし、テキストメールが打てるようになったのが、やっと去年のこと、というぐらい世間からズレているので、携帯が無くても機嫌よく暮らせるんだけど。

でも、でも、携帯が怖いといえば、パソコンはどうなの? わたし、毎日パソコンの前で、モロ、電磁波浴びっぱなしなんですけど……。


★ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると、うれしいです。
 ↓ ↓ ↓
海外生活ブログ


【イギリス生活よもやま話】のトップへ

2009年09月23日

道路標識

先週のテレビのニュースで見たんですけど、ロンドン近郊の高速道路上を、亀がノコノコ歩いてて、それがレスキューされました。

ドライブしていたある男性(43)が、亀を見つけ、走行中の車がそれを避けようとして事故でも起こしてはいけないと思い、路肩に車を停めて、亀を捕獲しました。

そして、お腹がすいているだろうと思い、スーパーに行ってトマトとレタスを買って与え、それから動物病院に連れて行きました。(おっちゃん、優し〜い♪)

その後、動物レスキューサービスで保護されましたが、なんと、その亀にはアメリカでマイクロチップが埋め込まれたことが、わかりました。

アメリカからイギリスへ、どうやって? それがなんでまた高速道路で? そして、なにゆえマイクロチップが?
……ス、スパイかっ!?

まあ日本だと、全国放送されるようなニュースでもないけれど、ここイギリスは動物愛護のお国ですから、ときどき、このようなニュースがテレビや新聞で流れます。

動物は、道路標識にもよく登場します。田舎道では、農場の近くに、「牛が横断します。ご注意ください」の道路標識が立てられています。

場所によって、これが羊だったり、鹿だったり、馬だったり、ついでにトラクターだったり、お年寄りとか、子供とか。

馬は、乗馬学校や乗馬コースの近く、お年寄りは老人ホームの、そして、子供は学校の近く、という具合に標識が立っています。いずれも文字ではなくて、シンプルな絵で描かれています。

ガマガエルの道路標識そして、これ! 見てください! わたしがこれまでにイギリスで見た、一番珍しい標識です。(先日のハリネズミのような、私設の標識じゃないです。オフィシャルの道路標識ですぞ!)

ガマガエル君が横断しま〜す。ご注意くださ〜い!

これは、道路の向かい側に池があって、産卵の季節になると、カエルたちが道を横切ってそちらに移動するのだそうな。 そして、生まれた子供たちも、また道路の向こうに帰って行く?

あのね、ガマガエル君。君たち何も命をかけてそんなデンジャラスな冒険しなくても、池の近くで地道に暮らしたら、どうよ?

★ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると、うれしいです。
 ↓ ↓ ↓
海外生活ブログ


【イギリス生活よもやま話】のトップへ
| 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月18日

機雷

イギリスでは非常に珍しいことなんですけど、先日、朝の9時半ごろ、グラッと来たのです。

そう、地震です。ガタガタッと横揺れに揺れて、その一回きりで収まったけど。震度3ぐらいかな?

そのとき、わたしは2階でパソコンを打ってました。父ちゃんは階下にいました。おー、イギリスで地震とは珍しいなあ。この17年で、わたしが体感した地震は、これがはじめて?

父ちゃんは、大慌てで2階に上がってきて、叫びました。
「だ、だ、大丈夫かっ?! 怪我はっ?」

「大丈夫だよ。今の、地震だよね。珍しいよねえ」
というと、彼の顔面に、もわ〜んとハテナマークが広がりました。

「はあ? あれ、地震なの? ホントに?」
「やだ、地震に決まってるじゃない。震度は3だね」

「ええーっ、そうなの? ボクはてっきり、キミが転んで、怪我でもしたんじゃないかと」
「……」(唖然) 【注】 ジョークじゃなくて、彼はマジです。

アンタっ、転んで、家が揺れるって、体重どんだけ〜!!
わしゃ、曙親方かいっ! 

イギリスはほとんど地震のない国だから、彼は知らないんですよ、地震がどんなものか。体感してないから、地震だと言われても、ピンと来ない。

ところが!
じつは、あれは、地震じゃなかったんです。お昼のローカルニュースで、真相がわかりました。

恐ろしいことに、わたしたちの住むイギリス南東岸沖合いには、まだ第二次大戦時の機雷が、沈んでいます。

ドイツ軍の戦闘機から落とされた機雷が、漁師の網にかかったので、イギリス海軍の機雷処理班が、それを安全海域に移して、爆破させたのです。

その衝撃で、震度3の地震。いや、地震じゃないけど、そっくりの揺れでした。たったの一発で、あの衝撃。しかも、爆破地点は、はるか沖合いの海上です。

もし、あんな爆弾が、町に落とされたら……。
戦争の恐ろしさを、ほんのちょっぴりだけど、垣間見た気がします。


★ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると、うれしいです。
 ↓ ↓ ↓
海外生活ブログ


【イギリス生活よもやま話】のトップへ

2009年09月17日

噛み犬

先週、とても悲しい出来事がありました……。

うちのお隣のチェリーさん宅に、ジャックラセル・テリアの子犬がやってきたことは、去年の夏にお伝えしました。

↓ ↓ ↓  
http://english-life-blog.seesaa.net/article/104250422.html


お隣の奥さんのリンダは、虐待されて捨てられた子犬のビリーを不憫に思い、もらい受けて、飼うことにしたのです。

ところが、すでに飼っていた猫のビスケットとビリーの間にケンカが絶えず、とうとう、ビスケットはスーツケースを持って(?)家を出ていきました。

ま、ビスケットが家出して落ち着いた先が、うちの庭だったので、リンダが、我が家との境の通路に彼女の餌を置くということで、一応、一件落着。

ところが、問題はビリーで、この子はまだちっちゃな子犬ですが、人を噛むのです。可愛いから、つい寄って行くと、いきなりガブッ!

飼い主のリンダとトムは大丈夫なんですが、被害者の第一号が、うちの父ちゃんでした。まあ、幸い、怪我というほどのこともなくて済んだのですが。

リンダは犬の訓練士のところへ、ビリーを連れて通いました。獰猛そうな大きな犬ならともかく、あのちっちゃな子に口輪をはめて、トムが散歩に連れ出しているのを見ると、ビリーが可哀想で……。

訓練中は大丈夫だったようですが、それが終わると、また噛み癖が出てしまいました。遊びに来ていたリンダのお孫さん(4歳)も、あやうく噛まれるところでした。

その後、近所の人二人を噛んだことから、とうとう、プット・ダウン(安楽死させる)ということに……。 

もちろん、トムもリンダも、そんなことは考えたくなかったのです。だって、せっかくリンダがレスキューして、やっとビリーにとっての平穏な暮らしが始まったんですもの。

でも、周りからのプレッシャーに追いやられて、とうとう……。二人の悲嘆に暮れた様子は、見るのもお気の毒でした。

ビリーの攻撃性は、人間のせいです。虐待されたから、人間を敵だと思ってしまうのです。生まれたときから悪い子なんて、いません。

こんどは違う訓練士に頼むなどして、もう少し、時間をかけて、なんとかできなかったのかと、悔やまれます。

それにしても、可愛い小さな子犬を虐待できる人がいるなんて……。そうやって人間が噛み癖をつけておいて、こんどは殺してしまう。人間て、なんて勝手な生き物なんでしょう。


★ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると、うれしいです。
 ↓ ↓ ↓
海外生活ブログ


【イギリス生活よもやま話】のトップへ
| 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月16日

関西のおばちゃん

アースマラソンの寛平さんは、フランス、ベルギー、オランダを経て、今、ドイツを走っています。

ヨットでフランスに到着してから、あらっ、もうベルギー? れれっ、もうオランダ? と、人の足で移動しているとは思えないほど、早く通過していきます。

それだけ国が狭いということなんでしょうね。アメリカとの違いを、今さらながらに実感します。 

先週末、見逃した動画をまとめて見ていたら、グラン・プラスで撮ったものがありました。

ベルギーの首都ブリュッセル、その中心にある大広場のグラン・プラスは、世界で最も美しい広場のひとつと言われ、世界遺産に登録されています。

その美しき大広場に寛平さんが立つと、応援の若いお母さん二人が出現。ハイテンションの関西弁は、ブリュッセル駐在員の奥様たちのようです。

いやあ、関西人はどこへ行っても関西人ですなあ。突如、グラン・プラスに大阪ミナミの街頭風景が出現!

「寛平さんやで! ホンマもんやで!」
と、そばを歩いていた日本人観光客の男性を引っ張り込み、いっしょに「アメマ〜!」の合唱をすることに。

「アメマ〜!」は、足を開いて両手を挙げて、大声で叫ぶ、おなじみの寛平さんのギャグです。

持っていた荷物を路上に置いて、二人がごちょごちょ言います。
「さ、ほな、気合入れてやろか」
「嫁にも行ったし、もうええわ」

これを聞いて、もう、懐かしくて、うれしくて!
そう、このセリフ、わたしも言うてたなあ。

こんな格好したら、お嫁のもらい手がなくなるけど、もう嫁に行ったから、ええねん。と、居直り母ちゃんの二人は、思いっきり金切り声をあげて、「アメマ〜!」

関西のおばちゃんは、何かはしたないこと、お行儀の悪いことをやるとき、「もう嫁に行ったし、ええねん」と言います。
(「秘密のケンミンSHOW」 ヒミツのOSAKAより ← ウソ)


★ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると、うれしいです。
 ↓ ↓ ↓
海外生活ブログ


【イギリス生活よもやま話】のトップへ

2009年09月12日

ハリネズミ

ハリネズミって、見たことあります?
英語でヘジホッグ (hedgehog) って言うんですが、先日、カンタベリー郊外のブリッジという村に行ったとき、こんなサインを見かけました。

ハリネズミにご注意村の車道から、牧師館へのアプローチの道に、ピンで止めてあったサインに、こう書かれています。

「ゆっくり走ってください。ハリネズミが横断します」

ハリネズミは日本には生息してませんが、ここイギリスでは、どこにでもいる小動物で、じつはわが家の庭にも住んでいます。

住んではいるんだけど、どこにいるのか、サッパリわかりまへん。だって、ハリネズ君は夜行性なので、昼間に見かけることはないのです。

たま〜に、夜、庭に出ると、芝生の上を、何やら怪しげなものがモコモコ動いているぞ〜、みたいな状況に遭遇することはあります。

大きさはウサギくらいかな。体型はボテっとして、結構メタボな感じ。顔、お腹、手足以外は針毛でおおわれているので、近づくわけにはいきませんが、とっても可愛いです。

生垣の下に生息していることが多いので、hedgehog(生垣のブタ)という名前がつけられているのだそうです。

お食事は、庭にいるナメクジ、カタツムリ、ミミズなどがお好みのようです。ミミズは土を耕してくれる働き者だからアレですが、ナメクジとカタツムリは花の葉を食べるので、退治してくれるとありがたいです。

先日、夜に帰宅したら、いました、ハリネズ君!
うちの前庭でモコモコ、お食事中?

たまたま、そのときカメラを持っていたので、撮ろうとしたら、あのモコモコが、ササーッと移動して、藪のなかに隠れてしまいました。

ハリネズミでも、おいおい、キミ、それで隠れたつもりかい? お尻が丸見えだよ。

見てください、このツンツン尖った針毛(針は、体毛が硬化したもの)。警戒しているときは針が立ちますが、普段は寝ています。
こんど、ハリネズ君のお顔が撮れたら、またアップしま〜す。


★ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると、うれしいです。
 ↓ ↓ ↓
海外生活ブログ


【イギリス生活よもやま話】のトップへ
| 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月11日

薬物依存症

前回、薬物依存の話をしていて、そう、数週間前のイギリスのニュースを思い出しました。

イギリス政府はですね、なんと、ヘロインやコカインなどの麻薬依存症患者に対して、年間16億ポンド(約3000億円)の福祉手当を支払っている!

これはどういうことかというと、イギリスでは、麻薬依存が、就労できない医療状態のひとつとして、認められているのです。

だから、労働年金省は、長期就労不能給付、所得補助、求職者給付などの福祉手当を、ドラッガーに支払っている、というわけ。

はあ〜、なるほどねえ。まさに福祉国家ですなあ。と、皮肉のひとつも言いたくなります、税金を払っている側としてはネ。

全国で35万人にのぼるといわれている、麻薬依存症者。このドラッガーたちに、毎週給付金のお手当て。それって、おかしくない?

つまり、わたしたちの税金で、麻薬中毒患者を養っているってことでしょ? 麻薬やって、国からお金もらって、働かなくても食べていけるんだったら、そりゃ、麻薬やめないって。

それよりも、依存症を克服するための、治療施設を作るほうが先でしょ? 本末転倒やん。そっちを充実させないと。

今、政府は福祉改革法案を進めていて、それによると、麻薬使用者は治療を受けるか、手当支給の停止か、どちらかを選択することになるようです。

日本から来たわたしなんかの感覚だと、「何をいまさら。当然じゃん。もっと早くやれよ」って感じなんですが、どっぷりと「福祉漬け」になって、マヒしちゃって、自己責任意識を失ったイギリス国民の感情は、また違うのかもしれません。


★ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると、うれしいです。
 ↓ ↓ ↓
海外生活ブログ


【イギリス生活よもやま話】のトップへ

2009年09月09日

シャネル(4)

朝起きると、野菜を絞ってジュースを作り、それを飲みながら、メールチェック、ネットでニュースを見る、というのが日課なんですが。

先月は連日、覚せい剤取締法違反罪に問われた、酒井法子被告のニュースで持ちきりでしたよね。

欧米でも有名人の薬物依存を数え上げれば、きりがないし、また、有名人の子弟にも、薬物依存や自殺が多いです。

そして、先週お話したココ・シャネルも、薬物中毒だったことが、長年のアシスタントだったリルー・マルカンの著書「カンボン通りのシャネル」に書かれています。

マドモアゼル(ココ・シャネル)が、スイスのサン・モリッツで、スキーをしているときにくるぶしを痛め、その痛みを和らげるために使ったモルヒネが、習慣になったようです。

そして、年をとるにつれて不眠症に悩まされるようになり、マルカンには「ビタミン剤」だと言っていた薬を、一晩に一本、自分で注射していました。

それが切れるとスイスに使いを出して、取り寄せていたのですが、あるとき、その使いが、国境で逮捕されたのです。

するとマドモアゼルは、落ち着き払って、使いの男に特別の釈放を約束し、シャネル社に対処の指示を出します。

これを受けた税関の役人は、注射液の入った箱を砕いて証拠を隠滅し、その日の晩に、男は釈放されました。

そして、男はローザンヌに戻って、再びモルヒネを入手して、パリに戻ったのです。この事件に関して、マドモアゼルには、いっさいお咎めなし。

なぜなら―― 

シャネル社の事業は、国家にとっては、貴重な外貨獲得の資源であり、また、フランスの象徴でもあったから。

つまり、小説家であり、国務大臣を務めたアンドレ・マルローをはじめ、大蔵省から文化庁まで、多くの支援があったから。

シャネルの影響力を知る、意外なエピソードです。


★ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると、うれしいです。
 ↓ ↓ ↓
海外生活ブログ


【イギリス生活よもやま話】のトップへ

2009年09月04日

シャネル(3)

マドモアゼル(ココ・シャネル)の興味深いエピソードを、もうひとつ。

香水、模造宝石のジュエリー、ツイードのスーツなど、次々とヒットさせて、4000人を抱える大企業に成長したシャネル・ブランドですが、1939年に、労働者側がストライキを起こします。

理由は、コレクション前の過酷な労働。これに対し、マドモアゼルは、あっさりとクーチュール部門の店舗を閉鎖し、引退します。

同年に、第二次世界大戦が勃発。戦時中に、ナチスのドイツ人将校の愛人になったことから、戦後はスイスに亡命。

15年のブランクを経て、パリに帰り、再びシャネル店を開くのですが、このとき、マドモアゼルは何歳だったと思います?

71歳でした。普通なら隠居する歳で、しかも15年という長いブランクの後で、事業を始めた彼女のバイタリティ! 感動です。

マドモアゼルは、敵国の男の愛人となった非国民。復帰当時、戦後10年経ったとはいえ、売国奴の汚名がそそがれたわけではありません。

そのことが理由でしょうが、布地も、皮も、業者は上等な素材を卸してはくれませんでした。

バッグを作る皮は、毛穴がしまって伸びない背中の皮が高級なのですが、彼女の手に入るのは、びろびろに伸びてしまうお腹の皮。

だから、ステッチを入れたのです。あの、キルティングされたシャネルバッグは、安物の皮が形くずれしないための工夫だったのです。

ジャージィの服、イミテーション・ジュエリー、キルティングのバッグ。シャネルのポリシーは、チープ・シックです。

彼女の最大の功績は、体を締め付けるコルセットから女性を解放し、現在の婦人服の原型となった、働く女性のための服を作ったことでしょう。


★ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると、うれしいです。
 ↓ ↓ ↓
海外生活ブログ


【イギリス生活よもやま話】のトップへ

2009年09月03日

シャネル(2)

きのうに引き続き、シャネルのお話です。
伝記を読むと、ココ・シャネルという人は、まあ嘘つきで、意地悪で、ずけずけものを言い、感情の起伏が激しくて、嫉妬深くて、気難し屋で……。

と、性格的にはまったくお友達になりたくないタイプですが、ま、そこんとこは別として、その生き様は非常に興味深いものがあります。

伝記を読んだのはもうずいぶん前ですが、今でも強く印象に残っているエピソードが、二つあります。その一つは――   

マドモアゼル(ココ)が1971年、住居としていたパリのホテルリッツで、87歳で亡くなったとき、彼女の洋服ダンスには、服がたった2着しかなかった……。

パリのモード界に女王として君臨し、しかも、死の前日まで、バリバリの現役ファッションデザイナーとして活躍していたマドモアゼルが、たった2着の服で暮らしていた……。

年がら年中、あのシャネルスーツで、着たきり雀だったことは、臨終の床に駆けつけたアシスタントのリルー・マルカンが、その回想録に書いています。

マドモアゼルは、スーツをメイドに手で洗わせ、クリーニングに出そうものなら、烈火のごとく怒ったそうな。

それにしても、彼女自身がクーチュリエだけに、2着の服には驚きでした。でも、うーん、なんとなく、わかるような気がするなあ……。だって、色も形も着心地も、すべてが本当に気に入る服なんて、そう何着もあるもんじゃない。

ましてや、マドモアゼルには、ファッションに対する確固たるポリシーがあるから、それを満たす厳選した服を日常で身に着けるとなれば、着たきり雀になるのは、必定かもしれません。

このことを知ってから、「シャネルだってそうだったんだぞ!」と、わたしも着たきり雀で威張っていたら、連れ合いからツッコミが入りました。

「シャネルとアンタでは、次元がちがう、次元が!」
うん、たしかにィ〜。( ← DAIGO 風に巻き舌でお願いします)


★ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると、うれしいです。
 ↓ ↓ ↓
海外生活ブログ


【イギリス生活よもやま話】のトップへ

2009年09月02日

シャネル(1)

先週、「ココ・アヴァン・シャネル」という映画を見に行きました。これは英語に直すと、「ココ・ビフォー・シャネル」、つまり、「シャネル以前のココ」。

母親が死んで、父親に捨てられ、孤児院で育った幼年時代から、愛人に出資してもらって帽子屋を始めるまでの、シャネルの前半生の物語です。

それにしても、何なんでしょう? 今年はシャネルの映画が3本も製作されているけど、何か記念の年なのかしらん?

わたしは、ブランドに興味がないので、さっぱりご縁もないのですが、ただ、香水入門は、シャネルでした。

20代の後半に、初めて男性にプレゼントしてもらった香水が、シャネルの「クリスタル」というオードトワレ。お〜、懐かしい!

その男性というのが、わたしの最初の亭主なんですが、一緒にデパートに行って、本当は「シャネルNo.5」を買ってもらうつもりでした。

ところが! 匂いをかいでみると、あれぇ?
え〜、これが、マリリン・モンローが「寝るときはシャネルの5番を着て寝るわ」と言った、あの有名な香水? 

いやあ、これはちょっとォ……。
う〜ん、わたしには甘すぎて、どうも好きになれない。

結局、もっとサッパリした香りの「クリスタル」にしました。その後何年か経って、それがディオールの「ディオリシモ」に変わり、それから、三宅一生の「ロードゥ・イッセイ」に浮気して。

でも、常用するわけではなく、まあ、たまにおめかししたときや、気が向いたときに、シュッ、シュッとする程度だったんですが。

で、今はというと…… 一切、香水は使いません。
その理由は二つ。

ひとつは、レイキをやるから。香りには周波数があるので、レイキの周波数と拮抗するのを避けるため。

もうひとつは、皮膚から沁み込んだ香料をデトックスするのに、ローフード・ダイエットをやっても数年かかることを知って、ビビッたから。

とはいえ、やっぱり、さわやかな香りは素敵です。癒してもらえます。今は、肌につけることはありませんが、もっぱらアロマセラピーとして、アロマオイルを使っています。


★ランキングに参加しています。
応援クリックしていただけると、うれしいです。
 ↓ ↓ ↓
海外生活ブログ


【イギリス生活よもやま話】のトップへ
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。