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2011年03月05日

春の花

まだ寒いけど、なんだか春の気配。
ここのところ、オンラインでお花が届いて、なんだかうれしいぞ。

といっても、オンラインショッピングのお花が、花屋さんから届くという3D的現象じゃなくて、花の写真がメールで送られて来るという2Dなお話。

きのう、朝起きてメールチェックしたら、きれいな梅の花が、日本から届いていました。

大阪にいる、高校時代の同級生M君が、ほぼ毎シーズン送ってくれる花便り。梅、桜、紅葉と、日本の季節の移り変わりを、彼の写真で楽しませてもらっています。(いつもありがとね♪)

新聞の「梅だより」に、万博公園満開となっていたので、ひな祭りの日に、雪がちらちらと舞う中、行ってきたそうです。撮りたてほやほやの、まだ匂い立つ香り付きのを、送ってくれました。

その前日には、フランスのノルマンディに住む友人のマリエレーヌから、自宅の庭で咲いた、プリムローズ(さくら草)の写真が届きました。

いやあ、いずこも春ですねえ。は、ええんやけど、このフレンチマダム、とってもフレンドリーでステキな人なんだけど、トホホな習性があるのよぉ〜。

メールをダウンロードするとき、えらい時間がかかってんな〜、というとき、犯人は決まって、マリエレーヌ、おまえだ!

なにしろ、大画面の写真を大量に送って来るので、重くて重くて、ダウンロードに時間がかかって、しゃ〜ない。

その点、M君が送ってくるのは、数多く撮った中での厳選の一枚だし、重いもののときは、ちゃーんと圧縮して送信してくれるから、何ら問題なし。

ところが、マダムは「重い」とか「容量」とか、いや、それ以前に「選択」という単語は宇宙のかなたにブッ飛んでいるので、ご親切に、自分がデジカメで撮った写真をじぇ〜んぶ、送ってくださる。

「これとこれなら、どっちか1枚でええやん!」と、何度もパソコンに向かって突っ込むわたし。ていうか、普通、全部は送らんだろ?

でも、言えない、そんなこと。
パソコンのことをよく知らなくて、何の悪気もなく、嬉々として、無邪気に大量送信するマダムを、傷つけてしまいそうで……。

気づいてほしくて、わたしが送るときは、一枚か二枚、これみよがしにサイズを小さくして送るけど、今のところ、まったく効果はございません。


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2011年02月26日

うらやましい

あー、うらやましい……
うー、あの気持ちよさそうな、恍惚の表情。
いいなあ、いいなあ。

え? 何がそんなにうらやましいかって?
そりゃ、あなた……、猿ですよ、猿。

日本の友人が録画して送ってくれた、テレビ番組のDVDを見ていたら、ある航空会社のコマーシャルがあって、それに、ホラ、長野の有名な、温泉に入るお猿さん、あのシーンがあったんですよ。

その色っぽい(?!)シーンを見ながら、
あー、オラッチも温泉に入りてぇぇぇ……。(切実)

猿がまるで人間みたいに、う〜っとりと、目をつむってるのよねえ。
ちなみに、あのお猿さんたち、イギリスのBBCの番組にも出演なさった、国際的セレブです。

うっとりできる温泉もないわたしは、先週は体調悪くて寝込む日が続きました。どうも、低気圧が近づくと、具合悪くなるようです。

ところで、ちょっとこの場を借りて、お知らせ&お願いなんですが。SNSの Facebook に、わたしは登録していないのに、名前が載っているそうです。

で、Facebook の会員の方から、よくお誘いをいただくのですが、本当に申し訳ありません。わたしは今のところ、SNSに参加しておりませんので。

その理由は、単純に、「時間がない」ことです。数年前に知人に誘われて、mixi に参加しましたが、メルマガ読者さんからのメール、わたしのウェブサイト経由で来るメール、そしてプライベートのメール、これらに対応するのが精一杯でした。

なかなかmixi に行けなくて、「お友達になりましょう」メッセージが届いているのに、それを知らなくてほったらかし、という無礼なことになってしまいました。

対応できないのなら、相手の方に失礼なので、辞めるしかないと思い、退会しました。以来、SNSには一切、参加していません。

メルマガの読者さんからも、Facebookへのお誘いをいただきますが、このような事情ですので、どうか、ご理解いただきますようお願いいたします。

個人的に知っている方には、メールで説明しているのですが、それ以外のネット上の繋がりになると、フォローできないので、この場を借りて、お願いしておきます。


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2011年02月12日

「英国王のスピーチ」

先日、父ちゃんと映画に行ってきました。二人で映画に行くなんて、ホント、久しぶり!

観たのは、あの、アカデミー賞ノミネート12部門という「英国王のスピーチ」。うん、なかなか良かったですよ、これ。

現エリザベス女王の父、ジョージ6世の実話をもとに制作された映画ですが、女王陛下もご覧になって、楽しまれたようです。

といっても、王室の方々は、エンタテインメントについてのコメントは公式にはなさらないのが通例だそうで、感想は聞けないのですが。

また、キャスティングも良くて、脇役の俳優たち、特にウインザー公爵夫妻なんか、本人に顔とか雰囲気がよく似ていて、楽しめます。

おっと、日本での公開はもうちょっと先ですよね。あんまりしゃべってネタばらしになってもイカンので、気をつけないと。

この映画を観て、やっぱり体の不調はストレスが原因なんだと、再認識しました。うーん、やっぱり親の育て方(王の場合は教育係も)が、子供にかなり影響を与えるんだなあ。

ジョージ6世は、子供のころから吃音(きつおん)に悩んでいたのですが、その原因は、子供のころに受けたストレスでした。

たとえば、左利きなのに、右利きに矯正されたこと。厳しい父や、大切にしていた玩具を兄に取り上げられたトラウマなど、など。

吃音障害というコンプレックスを抱え、内気な性格のジョージ6世は、ホントは王になんか、なりたくなかったのです。

ところが、兄のエドワード8世が、離婚暦のあるアメリカ女性と結婚するために、突然、退位しちゃった!

これが、あの有名な「王冠を賭けた恋」で、その余波をまともにくらったのが、弟のジョージ6世でした。王の執務に、スピーチは欠かせません。

心と体の関係があまり理解されていなかった当時、いくら医者にかかっても、吃音を克服することができなかったのですが、資格もない役者上がりのセラピストに出会って、王は閉ざした心を開いていくのです。

病をつくるのも人の心なら、それを治すのも人の心。
映画の最後には、感動の場面が待っています。


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2011年02月04日

今ごろ卒業式?

先週の金曜日、うちの長男の大学の卒業式がありまして。
あ、長男といっても、実の息子ではなくて、わたしたち夫婦が面倒みているクルド人のランジャのことです。

まあ、いったいイギリスの学校制度は、どうなっとるのか、ホンマ、ようわかりまへん! 彼が大学を終了したのは、去年の6月です。それが、今頃になって卒業式って、どーゆうこと? 

学生の人数が多いので、卒業式も何回かに分けて行われたらしいのですが、それにしても、せめて卒業した年内にやれば、どうよ?

さらにビックリなことに、カンタベリー大聖堂で行われた卒業式に参列するのに、父兄は入場券を買わされたのだ!

事前に、一人£20(約2600円)のチケットを購入して、式場に入るのです。この代金は、ランジャが、私たちを招待したいからと言って払ってくれたのですが、お金を渡しても頑として受け取ら
ないので……。
カンタベリー大聖堂前の卒業生.jpg

上の写真は、大聖堂の前、左官屋の道具みたいな帽子と、ガウンをつけた卒業生です。このガウンの色で、学士か修士か、わかるようになっていて、これは学士です。

先週は寒さのせいで、わたしは体調が悪くて、父ちゃんは「卒業式は僕ひとりで行くから、無理すんなよ」と言ってくれたのですが、スエーデンで亡命生活をしている彼の両親のことを思うとねえ、やっぱり、母親の代わりに行ってやりたいのよね、無理してでも。

だもんで、スーツの下に、しっかりババシャツ着込んで、それにカイロを三つも貼り付けて、行きましたよ、気温1度の冷え込みの中を。

ああ、それにしても、日本のカイロのなんと素晴らしいこと!
こんなの、イギリスにはないので、日本から家族や友人が送ってくれたのを、大事に大事に使っています。

わたしたちには子供がいないので、子供を育てる苦労には無縁なのですが、ランジャとのご縁があったおかげで、子を持つ親の気持ちに、わずかながらも、気づかせてもらっています。

式場で、わたしの隣に座っていたのは、キャメルのコートに黒いスティレット(ヒールが細く尖ったハイヒール)の、アパーミドルクラスな感じの金髪の奥様。

自分の息子が名前を呼ばれて、卒業証書を受け取ったとき、ポケットからそっとティッシュを取り出して、目頭を押さえていました。

うん、わかる、わかる。よくぞここまで育ってくれたよネ。うるうる。
けど、アンタ、そのティッシュ、さっき、盛大に鼻をかんだヤツじゃん!
と、横目で見ながら、一応、無言でツッコミを入れておきました。


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2011年01月27日

無神経はお互いさま?

先週、こんなニュースを見かけました。
英国BBC放送のお笑いクイズ番組「QI」で、日本の被爆者のことをネタにして笑ったことについて、日本大使館が抗議した、と。

番組内で、広島で被爆して長崎に戻ってまた被爆した男性を、「世界一運が悪い男」として紹介しました。

でも、その方は93歳で亡くなったので、「93まで生きたのなら、そんなに不運じゃない」とパネラーがコメントして、会場からドッと笑いが起こった、というものです。

日本大使館の抗議に対して、製作会社からは「配慮が欠けていた」との返答があり、それから今週になって、BBCから謝罪があったようです。

この「QI」という番組、俳優のスティーブン・フライが司会をして、4人のパネラーがお笑いを混じえて答えるもので、うちの父ちゃんも毎週見ている人気番組です。

イギリス人のユーモアって、日本人と違って、ドライで、皮肉やブラックも多く、「えっ? そこで笑うか?」と、わたしは驚くことが結構あるのです。

それにしても、被爆者を笑いのタネにするとは、なんと無神経な。
その点、わたしたち日本人は…… ん? いや、待てよ。
そうだ、思い出した! いやいやいや、人のことなんか言えないぞ。

日本人だって、こういうデリケートな問題で、物議をかもし出したことがあるのです。

もう、ずいぶん前のことなんですが、パリ・コレクションで、日本のファッションブランドの「コム・デ・ギャルソン」が発表した作品が、アウシュビッツのユダヤ人収容服にそっくりだった!

それでマスコミに叩かれて、その日本人デザイナーは「知らなかった。申し訳ない」とコメントし、その服は販売中止になりました。

そのデザイナーにしろ、あのQIのパネラーにしろ、ホロコーストや原爆について、もう少し理解があれば、違っていたのかもしれません。

ちなみに、今日、1月27日は、アウシュビッツ強制収容所開放記念日です。あれから、66年が経ちました。


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